桜井ロータリークラブ

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卓話~ハンブルク国際大会参加報告~ 内田リカコ

私にとっては、ソウル、アトランタ、トロント、ハンブルクと4回目の世界大会参加です。ソウルは3人、アトランタ、トロントは4人、そして今回は会員5名と会員の奥さま2名の7名で毎年少しずつ参加者が増えているのがうれしいです。

日程は5月31日から6月7日までの6泊8日(機中泊1泊)でした。ロータリークラブのメンバーといえばビジネスクラスで行かれるところが多いのでしょうが、私たちはキャンセル不可の格安航空券ではありましたが、足元の広いエコノミークラス+α座席で、ゆったりと、そして、お隣の席との間の壁もなく、おしゃべりを楽しみながらの旅でした。行きはパリでトランジット、帰りはアムステルダムでのトランジットで、ほんの少しですが、オランダやフランスの雰囲気を味わいました。

まず、ハンブルクに着きますと、植村会長ご夫妻と、西峯パスト会長ご夫妻の荷物が到着していませんでした。海外の空港では頻繁にあることですので、事前の打ち合わせで、1日分くらいは手荷物に入れておいていただくよう皆さんにお願いしておりましたので、ご不安だったとは思いますが、翌日、無事ホテルに荷物が届けられるまで、大きな混乱は避けられたかと思います。

ホテルに向かうタクシーは、7人ともなれば2台になり、私が乗っていないほうのタクシーでは北口直前会長が身振り手振りと英語でなんとかホテルに着いたのですが、車の中は大変盛り上がったようでした。ただ、北口直前会長いわく、「あいつら、英語わからんみたいや」とのこと。北口直前会長、大正解です。ドイツでは移民を多く受け入れ、タクシーの運転手には移民の方も多いようです。

ホテルに着いたのは夜の9時過ぎでしたが、まだ明るくて、さすがに緯度の高い国なのだと実感しました。夜の9時に子どもたちが公園で遊んでいる、このような気候や文化の違いを体験することも国際大会参加の大きな魅力の一つです。

早速、皆で「友愛の家」の会場に向かいました。「友愛の家」には、活動を紹介するブースや同好会のブース、協力企業のブース、ロータリーグッズのお店、飲食のお店などが本当にたくさん並んでいます。いったん解散して、それぞれのお目当てのブースへと向かいました。

ドイツといえば、もちろん、ビール!後ろに並んでいたアトランタから来たというロータリアンと、腕を組み笑顔で乾杯です。彼は、アトランタで私たちを見た気がする?なんて不思議なことを言ってくれていました。食事の席を探していると、隣が空いていると手招きしてくれたのは地元ハンブルクのロータリアン。ここでも記念写真です。

会場内を回っているとネパールの女性ばかりのグループのロータリアンが日本語で話しかけてきてくれました。彼女たちの一人は米山奨学金で日本で学んでいたとのことで流暢な日本語でした。日本で働いたことがあるメンバーもいて親しくお話をさせていただきました。奉仕プロジェクトをするパートナークラブを探しに来たとのことで、バナーをいただきました。

 

桜井クラブも、前年度に実施したロータリー財団の地区補助金を活用した「ラオス住血吸虫症撲滅活動」をさらに発展させようとグローバル補助金に挑戦しようとしておりますが、グローバル補助金の獲得条件として、地元のパートナークラブが必要となります。そのパートナークラブを探しに国際大会へ参加しているというのです。それも一つの参加の目的になるのだと感心しました。

夕方から別の会場で開催される地区夕食会に参加するため、一旦ホテルへ。ホテルの入り口には「Welcome」とロータリーのロゴマークのついた青いシート。国際大会の期間中はハンブルク市内の主なホテルには全部といっていいほどのホテルに、このシートが掲示されています。この前でドイツ国内から来たという女性ロータリアンと記念写真。地区夕食会は、元ロータリー財団奨学生でハンブルク在住のマルガリトフ由加子さんのオペラの演奏もあり、150名が参加する大宴会でした。

翌日、午前中、開会式に参加しました。列に並んでいる間に、ナイジェリアのロータリアンたちと意気投合してここでも記念写真。彼らは、ビジネスチャンスを求めて、国際大会に参加しているとのことでした。これもまた、国際大会参加の意義の一つかと思います。

開会式は午前午後の二部に分かれていますが、会場へは一度に一万人以上が集います。RI会長のお姿も豆粒よりもちっちゃくしか見えないのですが、あちこちに巨大スクリーンが設けられていて間近に拝見した気分になります。参加国の国旗が入場するフラッグセレモニーも総観です。

午後からは、前日の地区夕食会で素晴らしい歌声をご披露いただいたマルガリトフ由加子さんが、市内観光のガイド役を引き受けてくださいました。奈良東クラブ、平城京クラブの皆さん、ハワイのアイさん、松原ガバナーエレクトもご一緒に、愛の詩人ハイネの家を見たり、地元の方でもなかなか予約の取りにくいレストランで食事をしたり、地元の方ならではの見どころをギュッと凝縮した観光をさせていただきました。

シンフォニーホールの屋上は市内が見渡せる観光名所でハンブルクが運河の街であることがわかります。そこで、ブラジルから来ていたロータリアンのご夫妻にお会いしました。ハワイ大会での再会をお約束して記念写真。とにかく、ロータリーバッジをつけている、それだけで、世界中に友だちができてしまう、それが世界大会です。

 

次の日はフランクフルトへ鉄道で3時間半の移動です。せっかくドイツまで来たのですから、足を延ばしてライン川下りを体験です。ICE(アイス)(Inter City Europe)といってヨーロッパの各都市を結ぶ、いわば国際新幹線のような電車で、日本では珍しくなった食堂車と売店を備えた車両です。

もちろん、ここでもビールで乾杯です。ちなみに、駅のトイレは有料、でも電車に乗るための改札はありません。ハンブルクもそうであったのですが、フランクフルトでも、一年にほ んの数日しかないようないい天気に恵まれました。ドイツでは夏でも最高気温がせいぜい25~6度、ということで一般のご家庭や普通のホテルにエアコンはついていないそうです。お天気が良すぎて、日中、35℃にもなった日の夜に、部屋に入れてもらった扇風機だけで結構涼しく、明け方には肌寒いくらいでした。

ライン川下りの船まで1時間半ほどバスで行く現地旅行会社のツアーに参加しました。ライン川ほとりには数多くの古城があり、本当に美しい風景でした。

翌日、日本人ガイドさんによる市内観光もしました。ハンブルクはヨーロッパの金融の中心でヨーロッパ中央銀行の本店があります。市役所の前では結婚式が行われていました。ドイツでは結婚は市役所の公証人に宣誓をすることで整うとのことで、そのついで?に市役所の前で結婚式をやっちゃう人も多いそうです。お昼はゲーテの常宿であったという古いホテルのレストランでいただきました。路面電車に乗ったり、自分たちで地下鉄にも乗ったり、パッケージツアーではできない貴重な体験をたくさんさせていただきました。

国際大会があるたびに、世界各国を旅するきっかけをもらっています。大会参加だけではなく、更なる楽しみも満載の素晴らしい時を同行の皆様とともに過ごさせていただきました。ハワイの国際大会にはぜひともお一人でも多くの会員様にご参加いただけますよう、心から願っております。