本日は、ハワイからAiさんもお越しいただいている中、卓話のお時間をいただきありがとうございます。

今回の卓話は、私の経験から、若い世代の社長さんたちに伝えられる事があればいいなと思ってお話させていただきます。

私は今、「セミリタイア」状態で、趣味の釣りや旅行などを主に好きなことをして時間を過ごしていますが、趣味が仕事にもつながっている状況です。例えば、釣りでは鮎竿の製造販売・修理や遊漁船の事業をしています。旅行では、全国のご当地料理を食べ歩き、今は奈良県内の行列のできるラーメン屋さんで週２回、麺作りの修行中で、将来はこのお店をチェーン化しようと考えています。特技は、「ミニマムビジネスの構築」です。雇用が難しい中、人を雇わないビジネスを考えています。

まず、お話したいのは「雇用」についてです。今、世の中では「雇用」はどこの企業にとっても大問題で、特に中小企業にとっては死活問題です。何処も一様に人手不足でなかなか思うような人は来てくれません。優秀な人材はみんな大企業に取られて、私達のような中小企業には来てくれません。そこで、私は、優秀な人材を「育てる」事を考えてきました。

人は環境によって変わります。中小企業に来てくれる人材の中に、ダイヤモンドはいないけど、「ダイヤモンドの原石」はいます。磨いて育てて、事業を任せられる人材に育てるのです。

ポイントは、「あなたが自分で考えたときに、どういう環境にあればずっと同じ職場にいたいと思うか？」を考えるということです。つまり、「自分がしてほしいことを相手にもしてあげる。」ということです。

例えば私が過去にしてきた事業の一つに「整骨院」があります。　整骨院の先生方に長く勤めていただきたいので、以下のような提案をしていました。

・3年経ったらフリーエージェント（歩合制）になるか独立してもよい。更に継続して勤めてくれるなら、会社名義ではあるが、好きな車を与える。

・10年経ったらお店を譲渡する。

この方法で10軒はやりました。雇われている先生方にとっては、先が見えてやる気を起こせる事業形態の提案で長く勤めようと言う気持ちにさせることができました。

他にも「美容関係」のビジネスもしました。女性は死ぬまで綺麗でいたいという気持ちがあるので、いつの時代でもニーズがあるものだと思ったからです。

単に化粧品を売るだけでなく、エステを導入することにより、長く顧客を確保することができると考えました。そして、エステティシャンたちを「雇用」というかたちではなく、独立した事業主として契約しました。その独立した事業主の中には、バツイチの子どものいる女性が多かったのですが、通常雇用の現場であれば、こどもが熱を出した、学校の参観日などで休まなければならないといったことが問題でした。しかし、これらのことも彼女たち一人ひとりを事業主として来てもらうならば何ら問題なくなるのです。

事業主として、全て自分の決済でやっていくことで彼女たちの自立を促し、事業を成功させる喜びを味わってもらいました。

さて、ここまでは、雇用が難しい中、「人に長くいてもらう方法」と「独立事業主として契約する方法」についてお話ししました。しかし、今、週休2日は当たり前、3休もアリ。有給休暇は当然の権利など、雇用者よりも被雇用者の方が断然強い立場になっています。パワハラやモラハラなどで労働基準監督署に駆け込まれるなんてことも珍しい話ではありません。いろいろなことを考えると「雇用」と言うのは、今とても難しい状況にあると言わざるを得ません。

そこで、これから事業を拡大していこうと考えておられる社長さんたちには「雇用」よりもアイデアを生かした事業の分業化や、独立事業主の育成に努めてもらえればよいのではないかと考えています。そこでもっとも重要なのが、「Win-Win-Win」の関係だと思います。

私は、今後のビジネスとして、「人を雇わない」「場所を選ばない」ビジネスを考えています。

その一つに投資を自動で運用するEAと呼ばれる自動売買ツールのシステムを考えています。私が優れたEAを無料で提供することにより、お客様は利益を得られます。また、証券会社はお客様が、口座開設をすることにより顧客の拡大に繋がります。また、私は証券会社からアフィリエイト報酬を受け取ることになります。これがまさに私のいう「Win-Win-Win」のビジネスモデルにあたります。システムは一日23時間、週6日間、ほっておいても動いてくれます。絶対に破綻しないシステムを構築できるように、現在、鋭意創作中です。

最後に…

人生一回限り！やりたい事は、元気なうちに！

事業は、イメージ出来る事は、ほとんどが出来ると僕は、思っています！　達成するまで、あきらめないで、チャレンジを続けて下さい！

2023年、人生100年時代と言われる時代です。皆様の人生もまだまだ長く時間も沢山あります。是非、後悔のなき生き方と人生を謳歌していただけたらと思っています。