3月12日、暖かい春の1日、野洲クラブ「ビワマスを増やすプロジェクト」事業の最終となるイベントを、参加応募頂いた子どもさんや父兄の皆さんと共に行いました。
琵琶湖の漁獲量が減っている中、魚が網にかかるのかと心配しましたが、無事子どもたちに、琵琶湖の固有種の魚について、実際に見ながら学んでもらうことができました。
救命具をつけて、びわ湖の生態調査に向かった子どもたちは初めてのびわ湖の船に、やや緊張気味でした。
いざ出発!
魚を網で獲る所を観察。
実際に獲れた魚をじっくり観察。魚の種類や特徴などについて学び、漁師さんに質問するなど、子どもたちは興味を持って学んでいました。
地元の子どもたちがびわ湖の環境に興味を持ってもらえるきっかけを作り、また実際にびわ湖の固有種のビワマスを増やそうと取り組んだプロジェクト。コロナウイルス感染拡大により、川に産卵床を作るイベントなどが行えませんでした。しかし、代替として、ヨシ帯の再生の為につながる大篠原の里での植樹の規模を拡大し、何とかプロジェクトを終える事ができました。
今回、応募して参加してくれた皆さんと共に、今後も野洲市で唯一ビワマスが遡上していた家棟川に再びビワマスを呼び戻すため、環境再生事業に取り組んでいきたいと思います。
今回のプロジェクトにご協力頂いた「びわ湖の水と地域の環境を守る会」「NPO法人 家棟川流域観光船」の皆さんありがとうございました。